2013年度のi☆RisTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2013年度のi☆Ris成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番の2013年度のi☆RisTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

54.0 1 2013年度のi☆Risアニメランキング1位
義風堂々!! 直江兼続 ~前田慶次酒語り~(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (106)
401人が棚に入れました
「義風堂々!!」は、謙信の御旗である「義」の旗の下に生きた上杉家重臣・直江兼続を主人公にしたマンガで、兼続は、生涯独身を貫いた謙信の実子という異色の設定。「北斗の拳」の原哲夫さんと、元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんが原作、武村勇治さんが作画を担当している。08年から「義風堂々 直江兼続-前田慶次月語り-」として連載が始まり、10年に創刊された「月刊コミックゼノン」からはサブタイトルを「酒語り」と変えている。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

義を語る物語

原作未読 全25話

戦国時代、上杉謙信の後継者である上杉景勝の軍師である直江兼続と傾奇者の前田慶次が月夜の中で酒を酌み交わしながら過去を振り返る物語です。
総監督を「花の慶次」「北斗の拳」の作者 原哲夫さんが行っています。

「花の慶次」が前田慶次ならば「義風堂々」は直江兼続をメインに3~5話に1つのエピソードにしています。

内容は歴史で有名な合戦から兼続の身近なお話で、「義」にかかわり合うエピソードです。ちょっと固苦しいかもしれませんね。

出てくるキャラも織田信長を筆頭に、豊臣秀吉、徳川家康、上杉謙信、石田三成などそうそうたる顔ぶれです。

作画は原哲夫さん風ですが、線が少ないためのっぺりした感じがして最後まで違和感がありましたね。(OVAの真救世主伝説 北斗の拳の絵が好きでした)

でも、原哲夫さんの特徴である男気あるお話ばかりですね。

OP 吉川晃司さんが歌ってますね。カッコいい曲です。2曲目の方がこの作品に合っていると思います。
ED 2曲ともこの作品に合ってますね。

最後に、この作品を観ると「花の慶次」もアニメ化してほしいですね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

義の文字は我と羊である。羊は美と同じである。故に義とは我を美しゅうするの意となる。

ストーリー

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の戦国時代の覇者が認めた男の直江兼続と前田慶次が送る自由だけど真の男の友情と戦いの物語です。

私の感想。

なんだか男のキャラクターも女のキャラクターもすべて「安部さん」に目えてしまうキャラクターデザインでした。もう、いつ「やらないか」って言われてもおかしくないキャラデザでした。

けれど、そんなキャラクターデザインですが、ストーリーもしっかりしていて、非常に楽しめました。しかし、所々分からない所もありましたが、多分それは私はそれほどこの時代の歴史に詳しくないからかもしれません。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は戦国時代を舞台にした作品なのである程度日本の戦国時代の歴史を知らなければいけません。是非歴史を勉強してください。

オープニング

「SAMURAI ROCK 〜義風堂々!! ver.」
非常にかっこいいオープニングです。実に男と男の戦いを描いているような最高のオープニングでした。キャラクター説明も世界観紹介もよかったですが、最後に映し出された渋い画像はもっと長くするべきだと思います。

「The Sliders」
私個人的には前オープニングのほうが好みなのですが、このオープニングも非常に面白かっこよかったです。今回はもっと図体のほうを紹介するのに力を入れているオープニングです。

エンディング

「月下に交わす、杯と契り」
男二人の友情を描いた休日の一ページを描いたような落ち着いているエンディングでした。ゆったりしていて気持ちがいいエンディングです。夜空でもたまには見に行こうかな・・・

「Last Moment」
女性ボーカルの悲しみを描いたようなゆったりとしたエンディングです。この作品には男性ボーカルが一番似合うと思いましたが、案外意外と女性ボーカルも良いものでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

義、という名の男の友情の話だけど好み分かれそう

wikiみると「花の慶次」のスピンオフ漫画が原作。
そんな感じかなぁ、とは。

正直あまり面白いとは・・・
北斗の拳もそうだけど原先生の作品はともすると暑苦しいんで。
そこまでじゃないけどヤッパ無理あるかなぁ。

作画は顔の口元がニヤけた感じがイヤで(- -;

良い所はOP曲に吉川晃司氏起用したとこ。

端的にはタイトルの通りかな。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

55.9 2 2013年度のi☆Risアニメランキング2位
最強銀河究極ゼロ バトルスピリッツ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (13)
93人が棚に入れました
トレーディングカードゲーム「バトルスピリッツ」を原作としたテレビアニメシリーズの第6弾。新キャラクター・新ストーリー・新カードで、まったく新しい物語が展開される。

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

『バトルスピリッツシリーズ』(以下“ バトスピ ”)第6弾。

本作品では物語の舞台を宇宙に設定し、SF色の強い作風になっている。また、タイトルロゴは従来作品よりも「バトルスピリッツ」の文字が若干小さめになっており、やや独立色が強めになっている。設定量が多いことも特徴。

放送開始前週である2013年9月15日には、事前特番『究極ゼロだ!直前SP ごちそう冒険ツアーズ!』が放送された。

本作品の終了をもって、日曜朝の時間帯にて6年間続いたバトルスピリッツのアニメシリーズは一旦休止となるが、2014年8月に開催されたイベント「バトスピMAX2014大会」において、2015年に新作アニメの制作プロジェクトを始動することが発表されている。

オープニングテーマ
「I Wish」(1話 - 25話・最終話エンディング)
「ZERO」(26話 - 48話 )

エンディングテーマ
「ノスタルジア」(1話 - 25話)
「徒太陽」(26話 - 37話)
「Endless NOVA」(38話 - 48話 )

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

ドラゴンウッズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

バトスピシリーズ、これにて一先ずの大団円!……か?

原作TCGは未プレイ、シリーズは全て視聴済みです。

***全話見終えて***

□物語 2.0

今回は旅モノとはいえ、単調な上少々行き当たりばったり感が強く、ストーリーの『筋』にあまり乗り切れなかった感じがしました。

□作画 4.0

相変わらず、CGで描かれるスピリット達は丁寧に作画されている上に良く動きまくりです。このシリーズお馴染みにして、一番の見所でしょう。次回作にも、変わらず継承される事を切に願います。
それ以外は、特に良いという訳でないですが、特に崩れてもいない、そこそこ良いと言える作画でした。

□声優 3.5

特筆するような所は特に無いですが、あえて言うなら、ある意味で一人8役を担当した、主演の中村悠一さんでしょうか。少しずつ性格や口調の異なる彼らを1年間演り切った中村さん、お疲れ様でした。

□音楽 3.5

特に優れている訳ではないですが、38話からのED「Endless NOVA」は、流石歴代のアニソングランプリ優勝者が歌っているだけあり、パワフルで格好よく、大好きでした。

□キャラ 2.5

どのキャラも個性が立っていましたが、どちらかというと灰汁の方が強く、あまり好きになれない方でした。

□総評 3.1

良くも悪くも、いつも通りのバトスピ、という感じでした。
なんだかんだで見続けていたバトスピのアニメシリーズも、これにて一旦終了という事で一抹の寂しさはありますが、TCG自体は継続、アニメも来年には新シリーズが再スタートするらしいので(これで終わりだとしたら色々な意味でどうだろうかと)、その時を待っている所存です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

60.6 3 2013年度のi☆Risアニメランキング3位
ムシブギョー(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (202)
1375人が棚に入れました
常住戦陣!
“死ぬまで勝ち続ける武士”を目指す月島仁兵衛は、江戸「蟲奉行所」でのお勤めを志願する。
人々の平和を守るため、強烈個性の仲間——孤高の天才剣士・無涯、発破のくノ一・火鉢、人斬り・春菊、陰陽師・天間——と、仁兵衛の戦いが始まった!

声優・キャラクター
KENN、明坂聡美、大久保瑠美、寺島拓篤、江口拓也、芹澤優、宮野真守、小山力也、福山潤、潘めぐみ、下崎紘史、関智一、高城元気、羽多野渉、クロちゃん、佐々木睦、俊藤光利、三木眞一郎、好川貴裄
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

死ぬまで勝つー!

原作未読 全26話
バトルラブコメ作品

江戸時代、変な礼をするw 真っすぐでバカ正直で元気な主人公 月島仁兵衛が、江戸に跋扈して人を襲う巨大な蟲(虫)を退治する集団、蟲(虫)奉行所のお話です。

このお話は、前半と中盤と後半、3つに分かれています。
{netabare}(江戸の話、蟲狩の話、蟲人の話){/netabare}

敵もどんどん強くなって、味方が窮地に何度も陥ります。
それぞれ見応えがある戦いで、みなさん超人的ですね。
ワンパターンの感じもしますが、結構見応えはありました。

キャラデザインも個性的で、着物や背景が鮮やかですね~
ギャグも入っていて結構楽しめました^^

色々と謎を残して終わってますが、最後はきちんと区切ってあって良い終わり方でしたね。

主人公が熱血なので、少年マンガの見本みたいに熱いバトル作品でした。
主人公の暑苦しさとw バトルや蟲が大きすぎて結構リアルなので苦手でなければ(グロいシーンもあります)、観てくださいね^^

OP 前半/後半共に、この作品に合っていて熱い熱い曲です。結構好きです。
ED 切ない感じの曲ですね〜

最後に、江戸が何回も破壊されていましたね~よく復活できるものですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

どこまでも素直でどこまでも真っ直ぐな根性が彼を成長させる。

ストーリー

時代は江戸時代。巨大な虫、通常「巨大蟲」を江戸の町と将軍を守る仕事の蟲奉行所に新たに所属し始めたのが主人公の月島仁兵衛でした。彼は元々彼の父親がスカウトされていたのですが、父は足を悪くしてしまい息子の仁兵衛が代わりに蟲奉行所に行くことになりました。この物語は仁兵衛が蟲奉行所の先輩たちと成長していき巨大蟲を倒していく物語です。

私の感想。

正直言って面白かったですが、気持ち悪かったです。登場するキャラクターはかっこよかったり、可愛かったりと良いできなんですが・・・・敵がね・・・ どの敵も虫、虫、虫で本当にかっこいい敵がまったくいませんでした。普通こういう戦い系の作品となると敵がかっこよくてなんだか知らないけど、敵のほうが主人公よりも人気が高かったりするんですが、今回はそんな事は一生ないだろうと思うほど敵が虫だらけと言う謎のハーレム状態でむかつきました。こんなハーレムは無視しましょう。虫だけに。

けれど、戦闘シーンは充実していましたし、努力が本当にすばらしく見られる作品でした。常日頃から仲間に信頼されるように強くなろうとする心意気や根性は本当に私には信じられないほどすばらしかったです。努力はすばらしいですね。

そして、この作品に登場するキャラクターは人間はかっこよかったです。どのキャラクターも一つや二つ癖があり、その癖が友情をもっと強くしている気がしました。特に主人公の服装は実に江戸って府陰気をだして最高です。私がこの作品で気にいているキャラクターは月島仁兵衛の母親です。あまり登場して来ませんが、なんだかキャラクター自体が濃くて本当にぶれない感覚です。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品に登場する火薬を使う火鉢さんはパッと見た所巨乳に見えますが、実際はCカップと言う中途半端な胸の大きさなのです。

オープニング

「友よ」
実にこのオープニングの歌を歌と読んでいいのか分からないほど原曲に合っていないセリフに笑えました。歌とはほど遠いそんな曲です。実際、この曲な我々に何を伝えようと子弟いるのかがまったく分かりませんでした。まあ、友は最高と言う気持ちを伝えたかったのでしょう。(タイトルから見て。)しかし、画像は結構かっこよかったです。

「伝心∞アンチェインド」
登場するキャラクターが両サイドに登場していくというシンプルなオープニングですが、表情がそれぞれ仁兵衛へ送られる感じなのではんだか感情移入しやすいです。そして曲も結構脳内侵食度が高く、非常に人々に愛されやすいオープニングの一つとなるでしょう。
エンディング

「イチズ」
少々この作品には合っていない曲でしたが、画像は落ち着いている平和な江戸を描いていてなんだか見ているこちらが平和になってきました。

「Through All Eternity 〜縁の絆〜」
蟲奉行さんが静かに花蓮に踊りを踊るおしとやかなエンディングです。私的にはこの作品のエンディングはもっと派手でテンションが上がる曲のほうが良いと思いましたが、こういう落ち着いた曲も良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

セブンアークス規制解除 江戸時代ver 相手は人でなく蟲です。これゴールデンなのに放送ギリギリだった...

なのはやDOG DAYSでは空中機動がメイン
セキレイは地上戦がメインだった
じゃあ時代劇にしてやってみよう。元はサンデーでやってます。相手は蟲です

主人公の月島仁兵衛は「宇宙兄弟」の南波日々人をやってます。これも息が長いです
無涯は有馬哲平じゃんwww
春菊は比企谷八幡か、2期決定の
天間はルーキーズ
火鉢はミューズさんか(セブン・アークスとプリキュアは中の人でどうしても切っても切れないんですよ、作品内で必ず一人以上いるから)

OPはガガガさんが歌ってるのか。GITADORAにあったぞ。ADVでもまあまあムズい
後半はFREE蛇'Mさんという見知らぬアーティストではあるがスルメ曲だったwwwwww

初回
江戸に来たら来たらで迷ったwwwまあ初めてだからお約束だ
というよりも春さんの胸揺らして大丈夫か!?⇒大丈夫だ、問題ない
いやこれ問題あるって!!
あと白い液体もあったけど大丈夫なのか!?教育上の問題にならなかったのか!?

2話~ 皆の過去を暴く&カグラの如く衣服破壊はお約束
素振りはともかく覗くな馬鹿wwwwwwwwwwwwww
そして汚ねえ花火だ、しかも2回www

6話
長福丸ってルルーシュじゃないかwww
無駄遣いしていいのか!?www
それと人の話は最後まで)ry

7話
あんま胸見せちゃアカンって春さん!!これでも大丈夫の部類なんだろう
蟲奉行さんの声プリンセスさんじゃないか!

8話
やっと敵さん蟲狩のお出ましだ
とりあえず誘惑担当は蜜月っちゅうルーキーです
色気にウナギは定番www
たかだか水かけられた程度で対抗意識を燃やすなwwwwwwww
そしてふんどし脱ぐなwwwwwwwwwwww

10話~ 覚醒
蟲奉行さんの髪を咥えたら覚醒しただと...?
蟲狩を撤退させ最初のミッションは完遂した
謎解きはこれからだ&幸村達のお出ましだ

12話
親父いいいいい!!会えてうれしいぜ!!ちなみに声は冴島さん
どうやら覚醒中は記憶が途切れるようだ

13話
2クールでたまにある総集編です。でも何で風呂場でやるwwwwww

15話~ 真田十勇士 蟲ver.の推参
親父から過去の話を聞きました。
よしゃ紀州に行くか、奴らを叩くために
戦闘中に下着の露出は御遠慮頂きたいのだが...これでも大丈夫なレベルなのかwww
霧隠よ
アンタの幻術見極めさせてもらった
例え馬鹿だろうとそれを活力源として人は本気を出せるんだよ

22話 ジャスティスとは
そんなんねーよ。だって全がら全部正しいから。それを法で捻じ曲げても法自体正しいとは限らないから
あるのは悪故に性悪説だ
言い換えると「人は弱い」生き物だ
生きているからこそ必死で足掻いているのではないか?
生きることも戦いの一つだから

依存は自分を見失う
故に依存される人にならなければならないのか?物や人に頼っていてはいけないのか?
しかし、どの道を辿ろうと希望も絶望もないんだよねー
故に誰だって主人公になれるし、キャラをそう扱ってくれるかどうかは製作者次第なんだ(アニメの世界では)
人が正義や悪を掲げるのは勝手で構わない。それで話が面白くなれば尚更だ
人を思うからこそ、心に燃え上がるものがある。忘れるな

23話~ 蟲奉行の過去とラストパーリィ
蟲を助けたことにより呪いがかかり、家臣たちを殺した
それが忌まわしき過去だ
でも小さき蟲だろうと助けることは正しい
故に「蟲を否定する」っちゅう世界がおかしいんだ

さあラストパーリィを始めよう・・・
ああ、これもうマジや・・・何も言うことないわwwwww
でも火鉢の技の名前にツッコミが欲しかったwwwwwこれ絶対規制かかるってwwwwww

やっぱセブンアークスええわ

「死ぬまで勝ち続ける」
刻ませて貰った。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

67.8 4 2013年度のi☆Risアニメランキング4位
プリティーリズム・レインボーライブ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★★ 4.1 (95)
386人が棚に入れました
音楽を聴くと「色」が見える不思議な力を持った彩瀬なるはDear Crownのような店のオーナーが夢の中学2年生。原宿に新しく出来る店が公募で店長を決めると聞いてオーディションに参加し、審査を勝ち上がって最終面接のプリズムダンスに臨むことになった。
ダンスを始めたなるの前に、突如としてりんねと名乗る少女が現れて「虹の音楽」について語り始める──。

声優・キャラクター
加藤英美里、小松未可子、芹澤優、佐倉綾音、伊藤かな恵、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、神代知衣、森久保祥太郎
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ジュニア♀向け人気作の一角ですが・・・ED実写パートがケバ過ぎませんか?

レビュー数・お気に入り登録数こそ少ないものの、あにこれの総合評点が ★ 4.1 と、同じジュニア♀向けアニメの良作『レディジュエルペット』(★ 4.1)や『ハートキャッチ・プリキュア!』(★ 4.0)と遜色ない評価であり、本作のあと劇場版も制作され、さらに後継作品として『プリパラ』シリーズが現在も制作されている人気作・・・ということで、気になって視聴してみました。


◆総評

本作の全体的な印象としては、同じファンタジー要素のある音楽ライブ系作品『AKB0048』の低年齢向けバージョンといったところでしょうか。
ただ、準主役級のヒロイン・蓮城寺べるの決めセリフが「無限カレイドスコープ」なので、本作と同じく特殊競技に挑む少女達をテーマとした名作『カレイドスター』も意識しているのかも知れませんね。

『AKB0048』は実在アイドルグループAKB48を下敷きにした設定でしたが、本作の場合は音楽・映像分野の有力企業エイベックスが制作に深く関わっている作品ということで、EDに同社に所属する幾つかの少女グループが歌って踊る実写パートがあります。

作品内容としては、中学2年生の少女達や高校1年生の少年達が、「プリズムショー」という、連続ジャンプの荒業を駆使するアイススケートをしながら、なおかつギターを弾いたりサックスを吹いたりヴァイオリンを弾いたりキーボードを叩いたりして音楽を奏でて、審査員たちの得点を競う特殊競技、の様々な大会で熱戦を繰り広げる・・・という色々欲張りで無謀な設定の作品となっています。
まあ、見始めてしばらくすれば「これはこういう作品なのだ」と気にならなくなってきますけど。

主役ヒロインはピンク髪の頑張り屋の少女・彩瀬なる(中学2年)ということで、これはこの手のファンタジー作品のお約束なのかも知れませんね。

で、全体的な出来としては、第2クールまではまずまず面白かったのですが、その後は結構マンネリっぽい展開でちょっと飽きてきてしまったかな。
終盤は、やはりこの手の作品のお約束なのか、いきなりの「セカイ系」展開で、でも最後はちゃんとハッピーエンドで締めてくれたので良かったです。

ただ、前述した『レディ ジュエルペット』(個人評価 ★ 4.3)や『ハートキャッチ・プリキュア!』(個人評価 ★ 4.1)に比べると、シナリオや作画が色々と粗雑な印象は拭えなかったので、その分、個人的な評価点数が低くなりました。

まとめると、本作の場合『レディ ジュエルペット』や『ハートキャッチ・プリキュア!』みたいに、終盤や中盤に入って、ここが見どころ!といいたくなるような凄い展開や感動する展開は個人的には見当たらなかったので、結局のところ、最初の数話を見て気に入った人はそのまま見続ければ良い作品・・・ということになるかと思います。


◆EDについて気になった点

・1クール目のEDで、小学3~6年生くらいの少女グループのダンス・ライブ(実写)があるのですが、あくまで個人的な印象ですが、化粧その他の色使いがケバくて余り感心しませんでした←まさに「身の程を知れ!三次元」(by 『この美術部は問題がある!』)状態。
・2クール目のEDも実写ですが、さすがに1クール目の視聴者の評判が悪かったのか、出演者をエイベックス所属のアイドルグループ(i☆Risという18歳以上の少女5人組)に変更し、演出も割と落ち着いた雰囲気に改めています。
・3クール目のEDは、とうとう実写をやめて普通のアニメのEDになりました(これが一番マシな印象でした)。
・4クール目のEDは、また振り出しにもどって実写に。


◆制作情報
{netabare}
原作         タカラトミーアーツ、シンソフィア
監督         菱田正和
シリーズ構成     井内秀治、坪田文
脚本         井内秀治、坪田文、村上桃子、本田雅也、青葉譲
キャラクターデザイン okama(原案)、松浦麻衣、Cha Sang Hoon
音楽         長岡成貢
アニメーション制作  タツノコプロ、DONGWOO ANIMATION{/netabare}


◆クール別評価

1クール目(第1~13話) ☆ 3.7
2クール目(第14~26話) ★ 4.1 ※ここがピーク
3クール目(第27~39話) ☆ 3.5
4クール目(第40~51話) ☆ 3.6
------------------------------------------
総合           ☆ 3.6 


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= プリティーリズム・レインボーライブ (2013年4月-2014年3月) ========
{netabare}
 - - - - - OP「BOY MEETS GIRL」、ED「RainBow×RainBow」 - - - - -

第1話 私はなる!店長にな~る! ★ 彩瀬なる(中学2年)プリズムライブ・デビュー(PS店長) ※掴みはOK
第2話 あんにお任せ!ポップンスイーツ ☆ 福原あん(同上)プリズムライブ・デビュー(スイーツ担当)
第3話 クロスがいと?COOL & HOT ☆ 涼野いと(同上)プリズムライブ・デビュー(メイク担当)
第4話 プリズムストーン・イースターにようこそ! ☆ PS初イベント、謎の少女りんね
第5話 私の歌は色 トリドリーム ★ 神浜コウジの歌の提供、なるのマイソング
第6話 クールなハートがビートでヒート! ☆ 速水ヒロ(高1)登場、いとのマイソング
第7話 ガンコ親父にスイートマジック ☆ あん&いとの家庭事情
第8話 男の勝負はダンスバトル ★ 仁科カヅキ(高1、あんの先輩)登場、ダンスバトル(ヒロvs.カズキ)
第9話 プリズムライブは晴れのち嵐 ★ エーデルローズSの挑発、りんねの4連続ジャンプ
第10話 謎の生物 プリズムストーンに現る! ☆ ドリーミングセッションへのエントリー
第11話 Go for ドリーミングセッション! ★ 1回戦(プリズムスト-ンvs.エーデルローズS)、涼野いとvs.小鳥遊おとは
第12話 はばたけ!勇気の羽 ★ 森園わかなvs.福原あん、心の壁 
第13話 心をつなぐ虹のかけ橋 ★ 蓮城寺べるvs.彩瀬なる、ステージの魔物、伝説の7th.コーデ

 - - - - - - - - OP「EZ DO DANCE」、ED「§Rainbow」 - - - - - - - - -

第14話 りんねの秘密 ☆ プリズムワールドからの使者、千里オーナーの中身 ※この設定は流石にちょっとついていけない×
第15話 おとはのメルヘンティーパーティー ☆ おとはのペア友誕生 
第16話 わかな、はっぴーフリーダム!にゃ ★ わかなのペア友誕生 
第17話 気高く強くべるは咲く ★ べるとわかなの過去エピソード、病身のべる熱演、天羽ジュネ初出 
第18話 俺はヒロ!絶対アイドル☆愛・N・G ☆ ヒロのライブ・デビュー ※男の変身シーンもあるんだね笑  
第19話 心を結ぶいと ★ いとの動揺と立ち直り、ヒロとコウジの因縁
第20話 心重ねてときめきセッション! ★ 天羽ジュネ本格登場(べる&なるの品定め)、トリオ大会発表
第21話 2度目のオーディション ★ おとはのエーデルローズ再試験・復帰 ※何故にサキソフォン笑 
第22話 約束とスペシャルサンド ☆ わかなの昔の写真、忘れてしまった約束(あん)
第23話 思い出運ぶプリズムの風 ★ わかなとカズキ・あんの因縁 ※シナリオ自体は無理あり×(親友の瞳の色を忘れることはない)
第24話 ひとりぼっちの女王 ★ べるのプリズムライブへの焦り、ステージ失敗
第25話 さよなら、べる ★★ トリオ・グルービング・セッション開幕、新生ベルローズ、べるのペア友誕生
第26話 虹を呼ぶハッピーレイン ★★ 4連続ジャンプ(無限プリズムフェニックス)、いと&コウジの誤解と解消、なる失恋、新生ハッピーレイン、優勝 

 - OP「CRAZY GONNA CRAZY」、ED「I Wannabee myself!! 〜自分らしくいたい!〜」 -

第27話 ピコック先生 怒る! ☆ プリズムショー協会・プリズム界・天羽ジュネそれぞれの思惑
第28話 ジュネ様と一緒にプリズムトーク! ★ コウジの母、天羽ジュネの宣言(プリズムライブ&5連続ジャンプ)
第29話 私はべる!店長にな~る♪ ☆ 店長交代
第30話 誓いのクロスロード ★ いとの家庭事情(両親別居の本当の理由)
第31話 目指すは勇者!フリーダム!! ★ プリズムボーイ3人の事情、勇者カヅキ
第32話 愛に羽ばたく女神 ★ 天羽ジュネ復活セッション、5連続ジャンプ成功
第33話 トライアングル・デートにゃ ☆ わかな・あん・カズキのデート、わかなの家庭事情
第34話 ハピなるなら手をつなごう! ★ なるのショー(伝説の7th.コーデ、りんねと二人組の4連続ジャンプ)
第35話 シャッフルデュオでダメだこりゃ! ☆ デュオ大会開催発表、ペア決定(なる&べる、わかな&あん、いと&おとは)
第36話 お泊り会でふたりはめちゃウマ!? ☆ わかなの家庭事情、わかな&あん組
第37話 哀しみのラッキースター ★ いとの父親とコウジの父親の因縁、いと&おとは組
第38話 聖夜にハッピーベルがなる ☆ べるの家庭事情、なる&べる組、ヒロとベル 
第39話 湯けむり!虹色カッパ伝説 ☆ 恋の進展回(わかな&あん、いと&コウジ)、ジュネのパートナー発表(りんね)

 - - - - OP「Butterfly Effect」、ED「ハッピースター☆レストラン」 - - - -

第40話 W告白?好きです先輩! ★ あん&わかな組の恋心
第41話 星がつなぐ絆 ★ いとの父親とコウジの父親の過去、いと&おとは組
第42話 なるピンチ!消えたラブリン ★ なるの動揺と立ち直り、べる&なる組
第43話 天使の決意 ★★ ジュネ&りんね組 ※ライブの見せ場+裏設定公開回
第44話 虹の救世主は君ジャ! × ジュネの正体 ※ここでセカイ系になるが、展開が色々と稚拙
第45話 薔薇の革命 × エーデルローズ主宰(法月仁)の策謀、氷室会長辞任、ヒロの告白、仁失脚
第46話 開幕!オーバー・ザ・レインボーセッション ☆ 個人ライブ(おとは、あん)
第47話 愛に輝く幸せの星 ☆ コウジの父といとの父親の事故の真相、個人ライブ(いと) ※安直な人情噺に
第48話 私らしく、人間らしく ☆ 個人ライブ(わかな、べる)
第49話 命燃え尽きるまで・・・ ★ ジュネの個人事情、個人ライブ(ジュネ)、プリズムの煌めき消滅
第50話 煌めきはあなたのそばに ★ 個人ライブ(なる)、プリズムシステムの復旧、7人のライブ、りんね昇天
第51話 GIFT ☆ それぞれの後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)25、☆(並回)21、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.6

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

七色の虹がつなぐ七人の絆

三年間続いた『プリティーリズム』シリーズの最終章となる、レインボーライブ。

今まで描かれなかった‘お着替え空間’や‘プリズムショー’の謎が解き明かされるなど、興味深いことが多かったです。

最大の特徴は、今までのように一人でプリズムスターの頂点を目指すことがゴールではなく、レインボー・七色の虹のように七人で物語を完成させていくことだと思います。

この物語を表すテーマソングとして劇中歌の『gift』がとても効果的に使われています。この曲を聴くだけで物語が頭の中に思い浮かんできます。


第二に、今まで女子プリズムショーの添え物的扱いだった男子プリズムショーが本格的に本編で扱われるようになったことです。

女子顔負けの迫力とクオリティは、新たなファン層を開拓したと思います(笑)

あと本編終了後に登場する、タイアップグループの『プリズムメイツ(現在はPrizmmy☆)』のメンバーも三年目となると中々感慨深いものがあります。

最初の頃はぎこちなくアニメの感想をつぶやいていた位だったのに、今や後輩含めたくさんの人の前で堂々と活動していて、アニメのキャラクター以上に大きな成長が見られたのではないしょうか。


以下あらすじ↓
{netabare}
主人公である中学生の彩瀬なるは、職場体験としてファッションブランドショップ『プリズムストーン』で臨時店長を務めることに。

それだけではなく、突然なるの前に現れた謎の少女・りんねと一緒に暮らすことになってしまう。

プリズムストーンで一緒に働くことになった福原あん・涼野いとも加わって、四人でお店をやりくりする一方プリズムショーにも出ることになった一行。

プリズムショーの大会に出るようになると、プリズムスターの養成学校『エーデルローズ』のメンバーの連城寺べる・森園わかな・小鳥遊おとは達と度々衝突するようになる。

プリズムスターを目指す六人の前に立ちはだかる元・天才プリズムスターの天羽ジュネ、そして謎の少女りんねに関わるプリズムショーの真相と、なる達六人の葛藤と成長を中心に物語は進んでいく。
{/netabare}


概要としては大体こんな感じ・・だと思いますが、他にも神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキら男子プリズム界のヒーローが繰り広げるそれぞれのドラマだったりロマンスだったり。

なるとりんね・あんとわかな・いととおとはの関係で始まって、べるやジュネそしてコウジ・カヅキ・ヒロの三人、果てには彼らの家族まで巻き込んで展開されていく、多彩すぎる人間模様に魅きつけられました。

登場する全ての人間たちが密接に複雑に関わっていくところが、レインボーライブの面白さだと思っています。


《2014/07/19 追記》
そうでした。ただ一つだけ不満がありました。

あらゆるキャラを目立たせる。この結果犠牲になったのは主人公であるはずの彩瀬なるちゃんの出番です。

序盤まではそれなりに活躍もあり、なるちゃんの成長に期待していました。
ところが中盤からは空気ヒロインとなり、完全にべるやりんねに食われてしまった感があります。

一応終盤に見せ場はあったものの、あんやいと・べるやおとは辺りと比べるとかなりお粗末な描写だったと言わざるを得ません。

僕はなるちゃんを初めて見たとき一目惚れに似た感激を受けていたので、もっとしっかりとなるちゃんを見せてほしかったです。

それだけが心残りでありこの作品の欠点です。
《追記ここまで》


クライマックスの49~51話で全てが繋がっていく爽快感は1年ものならでは。
特に最終話は必見だと思います。


作画は、基本的にあまり安定していません・・・が、それは通常作画に限ったことで、プリズムショー時のトゥーンレンダリングを用いたCG作画は非常に綺麗です。

OP、EDを除いてほとんどを占める本編の作画が、ショ-の時だけの作画に完敗しているのはどこか悲しいですが、本当に後者は見応えがあります。

音楽は、シリーズ通して長岡成貢(せいこう)さんが手掛けていて、とても安定感がある楽曲だと思います。

毎話冒頭のBGMだったり、アイキャッチのBGMだったり、耳に残りやすい素晴らしい出来です。

主題歌に小室哲哉およびTRFの楽曲カバーが使用されたことは意外性がありました。

主題歌の中だとアニメキャスト&アニメ映像によるED『I Wannabee myself!! ~自分らしくいたい!~』が大好きでした。

キャストは今売れっ子の人を多数起用していて、キャスト目当てに見始めた人も多いのではないでしょうか。

加藤英美里、小松未可子、佐倉綾音、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也辺りの名前は深夜アニメでも良く聞くと思います。

ここに出てない方も皆さんとても巧くて、文句のつけようがないです。


一応シリーズの総決算ということで、今までのまとめの意味でもちょっと長くなってしまいましたが、レインボーライブを気に入ってくれた方々は是非オーロラドリーム・ディアマイフューチャーも見てほしいと思います。


個人的に面白かった回として、
{netabare}
5話「私の歌は色♡トリドリーム」
なるちゃんがプリズム紙芝居でコウジ君を説得するくだりがとても好きです。マイソングも予想外でしたが、これはこれで素晴らしい。

9話「プリズムライブは晴れのち嵐」
りんねちゃんのショー演出で最も優れた回であったと思います。雨が止んで虹が出来る、レインボーライブらしい回です。

12話「はばたけ!勇気の羽(フェザー)」
失敗すると分かっていても果敢に挑戦するあんちゃんの勇気は、強く心に突き刺さりました。ここで成功せずに失敗し挫折を経験させる辺りが、プリティーリズムらしいです。

13話「心をつなぐ虹のかけ橋」
なるちゃんがメインを張る回で一番ハラハラしました。べるほどではないにしろ、ここまで主人公を追い詰めるアニメも中々無いと思います。

17話「気高く強くべるは咲く」
べるのエピソードでも一番盛り上がった回だと思います。挫折からの立ち直りを丁寧に描いていて、非常に面白かったです。

24話「ひとりぼっちの女王」
再び挫折するべる。このアニメの中でべるは一番壮絶な経験を味わっていると思います。特にこの回は子供が見たらトラウマになる位悲惨です。

32話「愛に羽ばたく女神」
ジュネのショー初お披露目の回で、非常に印象に残っています。謎だらけだったジュネが色々と明らかになって驚きの連続でした。

34話「ハピなるなら手をつなごう!」
即席で見せたステージパフォーマンスは秀逸でした。実際のライブみたいで、こっちも盛り上がる事請け合いです。

45話「薔薇の革命」
ヒロ様が最高にカッコよかった回です。一度は引いてしまったヒロ様のショーも、今回ばかりは素敵に感じられました。

49話「命燃え尽きるまで…」
ジュネ様で最高のエピソードでした。今までの伏線が明らかになると共に、ジュネ様の心情が深く理解できて感動しました。

51話「Gift」
皆が綺麗に繋がっている終わり方が最高でした。最後のファンサービスとばかりに色々な面白さが詰まっていて、文句なしに素晴らしい最終回です。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
ネタバレ

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

七色ハートでハッピーな~る!

第一作プリティーリズムオーロラドリーム・第二作プリティーリズム・ディアマイフューチャーとは世界線を変えた本作は20世紀で最高の出来事であり、プリティーリズムシリーズの集大成です。本作単品でも楽しめますが前二作を見ることにより更に1000倍くらい楽しめる仕掛けがたくさん施されているので未見の方は前二作を見ることをお薦めします。

【物語】スポ根あり昼ドラありヤンホモありのハピなるでめちゃウマで熱くてメルヘンでにゃにゃにゃにゃ~んで愛・NGでフリーダムでバーニングでジンギスカンなストーリーになっています。全体の出来はとても素晴らしいですが前半には{netabare}蓮乗寺べるがプリズムライブに失敗し観客に嘲笑われる{/netabare}といったハードなシーンも含まれているので見る人を選ぶかもしれません。
【声優】メインキャラは売れっ子声優で固めています また前二作に出ていた声優も両親やゲストキャラなどで出演しています ちなみに森久保祥太郎のEZ DO DANCEが聞けるのはレインボーライブだけ!(多分)
【キャラ】本作は男子キャラに焦点が当たることも多く、特にその中でひときわ輝いていたキャラは絶対アイドル・速水ヒロです。よくヤンホモと揶揄される彼ですがその過去は重く胸を打たれます。45話で勝者じゃなく勇者になったヒロ様は本当に素敵で感動しました!
【作画】時々荒れてる回もありますがあまり気になりませんでした 演出上の関係で遊☆戯☆王並の顔芸が見られる回もあります CGパートは集大成にふさわしく、男子にもCGパートがあるなどタツノコの本気が見受けられました。(DVDBOX特典の男子プリズムショーは必見)
【音楽】前二作に引き続き素晴らしい楽曲が揃っています。この出会いは奇蹟? No It's destiny!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3
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